理学療法士・橘が「大会最優秀演題賞」を受賞しました
このたび、第36回兵庫県理学療法学術大会において、当院リハビリテーション課の理学療法士・橘 優二が「大会最優秀演題賞」を受賞いたしました。
「兵庫県理学療法学術大会」は、県内の理学療法士が日々の臨床や研究の成果を発表し、知識と技術の向上を目的に開催される学会です。多数の発表の中から、特に優れた研究に贈られるのが「最優秀演題賞」です。
橘理学療法士の発表テーマは、「成長期の腰痛患者における腰椎分離症の割合と腰の骨の姿勢(アライメント)の比較」です。
成長期に腰痛を訴える117名の患者さんを調査した結果、そのうち約4割に「腰椎分離症(腰の骨の疲労骨折)」が見られ、この疾患のある方は腰の反りが強くなる傾向があることが明らかになりました。
この研究は、成長期の腰痛をより正確に見極め、適切なリハビリや治療につなげるための重要な成果として高く評価されました。
今後も当院では、地域の皆さまの健康と運動機能の向上を目指し、臨床と研究の両面から質の高いリハビリテーションを追求してまいります。
