車いすアーチェリーで全国優勝|萩原選手にインタビュー
今回お話を伺ったのは、車いすアーチェリーで活躍されている萩原さん。
当院の整形外科・リハビリテーション科で身体のケアを続けながら、全国大会で優勝されるなど、日々挑戦を続けておられます。
目次
アーチェリーを始めたきっかけを教えてください
6年前のケガで車いす生活となり、訓練センターでリハビリをしていた時に、スポーツ交流館でアーチェリーをしている方と出会いました。その方との会話がきっかけで、「自分も挑戦してみたい」と思い、アーチェリーを始めました。
これまでの大会や成績について教えてください
4〜5年前から地域や近隣県の大会に出場していましたが、最初は中間くらいの成績でした。
その後、努力を重ね、2023年鹿児島スポーツ大会(リカーブ部門30m W)、
2025年滋賀スポーツ大会(コンパウンドボウ部門50・30m)で優勝することができました。
当院を受診されるようになった経緯は?
アーチェリーを続ける上で大切にしているのが「射形(フォーム)」と「再現性」です。
ケガの影響で自分で動かせる筋肉を維持するため、スポーツ医療やスポーツリハビリのサポートが必要になりました。
リハビリでは筋肉のこわばりをほぐし、射形の安定を図るほか、しびれや筋肉の硬さを和らげる注射なども受けています。
医師やスタッフのサポートについてはいかがですか?
リハビリの先生や鍼の先生など、自分の身体のことをよく理解してくれている先生を選んでお願いしています。人気の先生は予約が埋まりやすく、定期的なメンテナンスが難しい時もありますが、いつも丁寧に対応してくださり、本当に助かっています。
モチベーション維持や体のケアの工夫を教えてください
練習は常に「試合のつもり」で、一射一射を丁寧に行っています。
得点ばかりを追わず、再現性を高めることを重視しています。
気持ちを落ち着けたい時は音楽を聴き、自分の世界に入り込むことで集中力を高めています。
試合では緊張しないよう心がけ、たとえ結果が思うようにいかなくても、最後まで戦い抜くことを大切にしています。
今後挑戦したい大会や活動はありますか
出場を目指しているのは、全日本社会人ターゲットアーチェリー選手権大会と全関西アーチェリー選手権大会です。これらは一定の得点を保持していないと出られない大会なので、日々の練習を重ねています。
また、同じように障がいを持ち、将来に不安を感じている方々に対して、アーチェリーを通して自分の経験を伝え、少しでも希望や勇気を届けられたらと思っています。
挑戦し続ける萩原さんへ、院長からのメッセージ
萩原さんの前向きな姿勢と努力には、私たち医療者も大きな学びを頂いています。
競技と向き合うその姿は、多くの患者様にとって勇気となります。
これからも安心して競技に取り組めるよう、スタッフ一同、継続してサポートしてまいります。
